勤続年数10年目にして、キャリアチェンジに挑戦したS男さんは、食品加工会社から、IT企業へと異色の転職を成し遂げました。兼ねての学生時代からの友人であるS男さんは、たしかに10年前の入社時から、10年後には転職をするのが目標だと周囲に公言していましたが、本当に実行するとは、驚きました。しかも食品を扱う、食品工場勤務から、IT産業への転身です。どのようなマジックを行ったのか、同窓会ともなったS男さんの転職祝いとなった祝杯の席で、その転職マジックを聞き出しました。

 

学生の頃から、一年間の学習計画を4月の始業式に、学習年表として、大学ノートに書きだしていた姿が懐かしいよと開口一番に思い出話に花を咲かせてみせたのは、S男さんと小学生からの幼馴染だというT崎さんです。幼い頃から、座右の銘は、「有言実行」であったS男さんは、学業にも部活動にも目標設定を必ず行い、その目標を達成させる為の週単位、1日単位の課題を自分に設け、淡々と努力する姿に周囲は驚かせられました。高校卒業後は、誰しもが大学進学を遂げると思って疑わなかった進路を、あっさり裏切り、地元の食品工業への就職を選択したS男さんの独自の考え方には、毎回オリジナリティーがあって驚かせられると一同、S男さんの転職を祝福しました。S男さんは、いつもようにマイペースな口ぶりで、皆は、オレの事をどう思っているか知らないが、オレはオレなりに、人生設計をしつつ、そのつど軌道変更はしているのだよと笑ってみせました。今回の転職は、想定外でありながら想定内でもあったと説明するS男さんは、ただ単に年収を上げたかったのだよね。10年後の自分の給料がこのくらいだったらいいなぁと思ったら、IT関連の業種が、伸びそうだなと思って、面接を受けてみたんだよね。もちろん、履歴書には嘘偽りなく、食品工場で、ベルトコンベアを操作したり、回転釜を回してましたって、以前の職場の話しをしながら、ただ単に、面接官に今後の自分の働き方に関する考えを述べてみたんだよ。そうしたら、面接官からその場で、君は働く目的や意識、動機がはっきりと明確化されているので、相手に考えがとても伝わりやすいと思う。きっと、どの部署に配属されても、長けたコミュニケーション能力が、ITに関するスキル不足を補ってくれるのではないかと思うよ。そして、全ての物事の考え方に一貫性があるので、問題や壁にぶちあたっても当たり前の事として受け止めるような、マインドの強みがあるのではないかと評価してくれたのだよ。オレも突然の面接官の評価には、驚いたのだけれど、面接官が言うには、どんなにITのスキルがある人であっても、その場の職場環境に流され、指示を待つような人を採用しても、ポテンシャルの高い生産が生み出されないというデータが、今までの採用成果を分析した結果で分かってきたそうなのだ。人材を何より、会社の資産と考える良い企業に出会えたとその時感じたよとS男さんは、皆に転職マジックのタネ明かしを話してくれました。一般的には、職場マッチングが合致したのだという事なのかもしれませんが、S男さんが、学生時代より目標に向かって日々努力を重ねてきた結果だと、同窓生は皆、感じていたそうです。そんな学生時代の友人らを前に、S男さんは、次の10年後のキャリアチェンジマジックをすでに、考え始めたよと話し始めました。

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