偏差値の高い学校を出たからと言って、仕事ができるとは限りません。しかし、その大学に入るためにしっかり勉強をする努力ができる、という面を見ると、やはり社会でも使える人材であると見なすことができるでしょう。偏差値の高い大学を出た学生が欲しいというのも、自然な考え方です。

しかし注意したいのが、学校の偏差値と、学部の偏差値は違うということです。有名大学の中でも、学科によってはあまり就職に強くないという場合もありますし、その逆もあります。偏差値で選びたいと思った時には、学部や学科ごとにしっかり確認する必要があると言えます。高い偏差値の学部や学科に絞るのも良いですが、持っている能力と仕事内容が合っているかという点にも注意しましょう。英語力が強みだという人に国内だけの仕事をさせるのも勿体ないですし、数字に強い学部を出たのに関係ない営業職に回されてしまうなどの、合っていない配属がそうだと言えるでしょう。これではせっかく偏差値の良い学校を出た学生を採用しても、全く意味のないものになってしまいます。

偏差値の高い学校を出ている学生は、基本的には選べる立場にあると言えます。有名大学に通う多く学生が、第一志望としては大手企業を目指していると言われているそうです。
そうなると、中小企業が偏差値の高い学校を出た新卒を採用するのは難しいと言えそうです。初めから偏差値を考えずに新卒採用を進めるというのが楽な方法ですが、どうしても偏差値で学生を選びたいというのでしたら、例えば「スポーツの趣味がある人に対して、スポーツ用品のメーカーがアピールしていく」というような、学生自身の趣味や興味の方向から求人を出していくと良いでしょう。